この将棋はなかなかの力戦で、私としてはかなり読みを入れることができ、しかも空振 りにならなかった読みで、負けはしたものの「将棋の流れ」が自分好みの流れで満足の いく将棋であった。
43手目 「5六飛車」はまるで考えていなかった。
これで悪いということではないにし
ろ、読んでしかるべき手である。
50手目 「4六歩」。これまでの指し手の流れからいけば「3四歩」であるが、手順に
桂馬を飛ばれて、先の見通せぬ一手違いに持ち込むのもどうかと思い、自重。
99手目 「2一金」に対してまず第一感は飛車を切る手であるが、僻地に金を打たせた
ことで満足し、「1四飛車成り」で十分と思ったのが、踏み込みのない姿勢であった。