南の不出来な将棋であったが、逆に私の快心譜。
悪い手はあまり指していないと思うが、見る人が見ると違うのかもしれない。
ただ、最後の手はひどかった。
17手目▲3五歩は陣型が整っていなので、やや早急な仕掛けに映るが、その後の南氏の対応がやや変調で先手がリードする展開になりました。
38手目△6五歩ではここの位は頑張らずに△4一玉から△5二金と自陣を整備しておくほうが良かったと思います。
以下▲7七桂とここで全面戦争になっては後手が辛い展開。
46手目△5二金が形勢を決定的に損ねた一手。
ここは△8六歩と一本、味を付けておいてから△4一玉と戦線から遠ざかっておけば、先手も決めにいくのは大変で、後手にも十分チャンスはありました。
▲5三歩が先手で入っては後手の苦戦がはっきりしました。
52手目△7四金は、さすがに形が悪すぎ。
△8二飛▲7七角△7四歩としておいて、△7五歩をみせておけば先手も気持ち悪かったと思います。
56手目△6五銀と桂は取れたものの、先手の豊富な持ち歩がものをいって、歩の連打で気持ちの良い攻めが続きます。
58手目△6三同飛では△8二飛として▲4四銀右にも△8六飛と開き直った方が綾があったように思います。
本譜は▲6三歩成と急所にと金ができては勝負あった。
最後に詰みを逃したのはご愛敬。
両者の将棋は囲いあう展開にならないので、それはそれで面白いのですが、今度はじっくり組み合うような将棋を見てみたいです。