昨日までの自分、これはいつでも否定できる。
次の瞬間からの自分、これはいつでも肯定できる。

昨日までの自分にひっぱられて「できない」とは言わないこと。

ヒーリングの際、結果に一喜一憂しないこと。
・・・しょせん、“長期での結果”については凡俗の頭では知りえないことなのだから。
・・・気を送る行為そのものに身を置くこと。
・・・ただし、身を置くところは、身体の深いところである。

今日与えられた機会、今与えられた機会だけに全力を尽くすこと。

そのことによりその他のことをやる時間がなくなっても、それはたいしたことではないということだ・・・

情念がなければ生きている甲斐はなし。

今日は一日に情念を注いだだろうか・・・

注げば情念は情緒になる。

一日は“横に動く”時系列の動きだけでない。
“縦に動く”時空というものがある。

それは深さであり、単なる時系列から生じない生命付与の源なのです。

「それは違う」と切り捨てた時、新たなる自分自身を切り捨てている。

10年後、100年後の人生に残っているものを“今日”つくること。

憧憬（しょうけい）というかあこがれというか、

手の届かぬものにこころを向けなくなってしまっては、

それは骨と皮だけの老人になってしまったということだ。

「あなたの愛」は相手を立たせてあげるところまでである。
相手が一歩踏み出して歩くかどうか、この＜自由＞は相手にある。
「あなたが愛と呼ぶ愛」は相手の＜自由＞を超えることはできない。
＜自由＞は「人々が呼ぶ愛」よりも大きなものだからである。

あなたのいかなる器も相手の＜自由＞を入れることはできない。

誠実と謙虚さの器にしたがって世界は入ってくる。