人間関係は、分化している人間の、自他未分化のところでの化学反応である。

与えられた一日を“イニシエーションとして”とらえ、“イニシエーションとして”意識化し、取り組むこと。

一日は神が与えてくれた機会であり、生命（いのち）だからだ。
気づき、変容するための機会であり、気づき、変容するという生命だからだ。

魚であった記憶、岩石であった記憶はわたしの中にあるのだろうか・・・

もしなければ、魚になり、岩石になればよい。

そうして、岩石であった意識、魚であった意識にふれればよい。

すべて自分でやるしかない、自分ですることがわたしとなる、これが人生だ。
同時にわたしだけでは指一本も動かせない、これも人生である。

両方を知っていて、両方を生きること。

「呼吸」の呼気、「印象と表現」の表現、それがわたしである。

「呼吸」の吸気、「印象と表現」の印象、それは導きである。神の意図という食べ物である。

死ななければ、生の偉大さは見えてこない。

しかも、そのためには、生きている時に、死ななければならない。

色気がなくなったら、人気（ひとけ）がなくなる。

色気は異なるものへのあこがれであり、それは錬金の炉の炎である。

楽をするために働くんじゃない。

ただ転がっていけ。石ころのように。

人生に計算を入れてはならない。

それでうまく行ったとしたら、それはわたしのいう人生とは異なるものである。

心のない思い、心のない言葉、心のない行動を発しない。

この心とは、わたしを通じて現れる大元の意識のことである。